人生の先輩方へ

今まで沢山のものを発明したり、生み出してきてくれてありがとう!

まず、感謝を述べたい。

きっと汗水垂らして頑張ってきてくれたからでしょう。

あなた達がいなければ、私は、エンターテインメントはおろか、電気をはじめ生活インフラなど生活基盤になるものすらままならなかったでしょう。

 

 

しかし、しかしですよ。

最近のFacebook等で目に余る若者批判はいかがなものかと。

若者は、沢山のものから離れていて、無気力で何が楽しくて生きているのか、というご批判を目にしました。

 

実は、これに物申したい。

というのも、あなた方が作ってきた時代の延長線上に我々は生きており、少なくともあなた方の影響もあるわけであります。

 

特に経済的な影響が大きいです。

あなた方がバブル期に、仕事終わりにディスコに繰り出し、実態のない経済に踊らされ、金をばら撒き、自己研鑽の努力もしてこなかった。そうした方々が、年功序列のルールのもとに、会社の中核を担えば、そりゃ日本の経済は弱いですよ。

あなた方が衰退させた経済が、我々若者の生活を苦しめ、沢山の興味関心を制限させているのです。

そのことに気づくべきです。

 

また、あなた方の自堕落な生活を見て、嫌気が差しているのも事実です。

だから飲みに行かず、家で勉強したり、そうした飲み会離れが増えるのです。

 

何かから離れれば、当然、何かに近づく。

今までの尺度で計れば、離れている距離ばかりに目がいくかもしれないが、そうじゃない事実もあるのだ。

 

〇〇離れという名称で若者を揶揄するのは、やめたほうがいい。文化は流転する。変化するものだ。それに気づく大人が増えてほしいものだ。

 

最後に、私も書きながら思ったが、我々若者と名乗れるのはいつまでだろう。